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【レビュー】NEC LaVie Light BL100/SA6B購入体験レポート



低価格がウリのミニノートパソコン(ネットブック、UMPC)市場は、ほぼ台湾のメーカーのPC(EeePC、Aspire Oneなど)が独占しており、日本メーカーのPCは、NEC、東芝、ソニー、ONKYOなどが数機種程度出しているのみといった状況です。

NHKのプロジェクトXではありませんが、
○日本語ワープロの開発に成功して以来、「ノートパソコンならココ」といわれていた東芝
○PC98XXシリーズで日本のパソコン市場を独占していたNEC
・・・を知っている身としては、もっと日本メーカーにも頑張って欲しいなぁと思う今日この頃です。

そんなおり、妻の実家から、「(サポート体制が充実している日本メーカーの)ミニノートPCを選んで欲しい」という話を受けたので、早速昨日購入に付き添いさせてもらいました。

以前、ノートパソコンを選んで欲しいという話があった際には、迷わずDELLのInspironをオススメし、Windows Vista搭載のハイスペックPCをBTO(ネット注文)したのですが、なぜか
○無線LANにつながりにくい(起動後、無線LANの親機がみつからない状態になり、IPアドレスの更新などが必要に・・・。)
○USBマウス(別途購入したBuffalo製、ELECOM製の赤外線タイプ)が動かない
○スリープモード復帰後、液晶画面が変になることがある&無線LANにつながらない
なんて状態に・・・(涙)

特にUSBマウスが動かない原因は、いろいろと調べても良く分かりません。
最初から動かないのではなく、USBにつないでからしばらくはちゃんとマウスが動くのです。
それが、だんだんカーソルの動きが怪しくなり、最後には動かないという状況になるのです。

BuffaloとELECOMのUSBマウス2個を使用し、ドライバの更新等を行ってみても状況は同じでした。

DELLのサポートセンターにメールで問い合わせてみると、DELL用マウスドライバの更新を指示されましたが、そもそもDELLのマウスじゃないし・・・。

タッチパッドのドライバとの相性が悪いのかぁなんて思いましたが、どうすればよいのか分からず途方にくれていました。

この問題は、結局、自分が使用していた赤外線マウス(ビックカメラのお買い得品コーナーで購入した500円くらいのもの)をつないだら、すべて改善されました。

BuffaloとELECOMのマウスドライバがDELLと相性悪かったとしか原因が考えられませんが、2社のマウスがダメなんて・・・。

話がそれましたが、こんなときメーカーのサポート体制が充実していないとお手上げになります。特に、DELLの場合はネットで直接買うので、「購入した電気店に持ち込んで、修理を依頼する(電気店に丸投げする)」わけにもいきません。

正しくパソコンが動くまでに半年以上かかってしまったので、妻の実家には、かなり迷惑をかけてしまいました。

話が大きく脱線してしまいましたが、そんなわけで、今回はサポート体制が充実している日本メーカー限定です。

家電量販店で選びましたが、店頭に並んでいる5万円台のミニノートパソコンの中で、日本メーカーのものとなると、NECと東芝しかありませんでした。

必然的にこの2社に絞られるのですが、東芝が8.9インチの液晶を搭載した機種しか出していないのに対し、NECは8.9インチと10.1インチの2種類を出していました。

店員さんの話によれば、液晶のサイズ以外の違いはないらしい(たしかに、PCの大きさも同じっぽい)ので、10.1インチの液晶を搭載したNECの機種、LaVie Light BL 100/SA6B(黒)を購入することになりました。

【NEC LaVie Light BL100/SA6Bのスペック】
サイズは、250(W)×176.5(D)×31.3~36.5(H)mm。
CPUは、インテルのAtom N270 (1.60GHz)を搭載。
メモリは、1GB (DDR2 SDRAM/SO-DIMM 1GB)の1枚差しで、空きスロットなし。
記憶装置はHDDで、約160GB(Serial ATA、5400回転/分)。
DVD/CDドライブなどの外部記憶装置はないものの、USB、SDメモリーカードのスロットがついています。
※USB:USB 2.0のものが3スロット(パソコン本体左側面のスロットは、パワーオフUSB充電機能付き)。
※SDメモリーカード:SDHCメモリーカード対応のものが1スロット。
有線LANは、100BASE-TX/10BASE-T対応。
無線LANは、IEEE802.11b/g準拠。
重さは、バッテリーパックを含めて約1.16kg。
バッテリーは約3.0時間持つとカタログにはかかれていましたので、実際には2時間ちょっとでしょうか。
その他、内蔵ステレオスピーカ(1W + 1W)、有効画素数131万画素のWebカメラなどがついてきます。

スペック的には、他のミニノートPCの大半と同じです。
PC雑誌や、店員さんから聞いたこの機種の特徴は、「PCの電源を落としていても、USBに接続したiPodや携帯電話などの機器を充電できること」だそうですが、実際に使用してみて感じた印象を紹介します。

1.サポート体制が充実
さすがNEC、といったところでしょうか。
携帯電話と同じくらいの厚みがある説明書が付いてきました。
図入りなので、とても分かりやすいです。
また、本体には、サポートセンターの電話番号のシールが最初から貼られていました。
(サポートセンターへの電話は、土日だと全然つながらないでしょうけど)すばらしい。
そのほか、登録すれば使用方法などについてNECの電話サポートが1年間無料で受けられたり、はじめからウィルスバスターが90日間無料で使用できたりと、パソコンに不慣れな人にも手を差し伸べるサポートが充実しています。
英語の薄いマニュアルが1冊ついてくるだけというDELLのInspiron Mini 9とは大違いですね。

2.キーボードのキーが結構大きい
キーピッチが17mmのJIS標準配列(88キー)で、右コントロールキー付き。
DELLのInspiron Mini 9の英字キーボードよりも大きく、ブラインドタッチが容易にできる大きさです。Inspiron Mini 9を買ったあとで言うのはどうかとは思いますが、ブログの更新とかを考えると、キーのサイズはかなり重要だと思いました。

3.液晶が綺麗
液晶の大きさは10.1型ワイド。「低反射TFTカラー液晶(スーパーシャインビュー液晶)」というNECがウリにしている液晶を搭載しており、グレア液晶(光沢のある液晶)と同様、光沢のある画面ながら、ライトの光などの写りこみ(反射)を抑えた作りになっており、とても綺麗。
なんだか「薄い」感じの画面が気になるEeePCなどと比べると雲泥の差があります。

4.デザイン
液晶を閉じておくとお弁当箱のような角ばった形で、丸みを帯びていない珍しい形。
特に黒はデザイン家電みたいな雰囲気があります。
また、天板が平らなので、上にモノも置けます。(笑)

5.オリジナル設定
日本メーカーのパソコンなら、必ずといっていいほど、余計なソフトが勝手にインストールされてしまいますが、さすがにHDDの容量が160GBと少なめ(個人的には十分だとは思います)だからか、強制的にインストールされたのはウィルスバスター程度で、後はブラウザのスタートページがNEC系列のBIGLOBEかNECナイズされたYahoo!しか選べない、というレベルでした。
※NECからの情報が自動的に送られてくるソフトのインストールも勧められましたが、キャンセルできたので、インストールせず、リンクを置くだけにとどめました。
どんなソフトも、強制インストールだけはやめて欲しいなと思います。

6.初期設定が分かりにくい
一番苦労したのが、内蔵無線LANの設定。
初期設定ではハードウェア的にオフになっているため、内蔵無線LANを使うためには、最初にFn+F2キーを押してオンにする必要があります。これは、マニュアルの無線LANのところにちゃんと書いてあるのですが、読まなくても分かるや~厚いし~とマニュアルを斜め読みしたために読み飛ばし、ひどいことになりました。

家に設置済みのBuffaloの無線LAN親機(AirStation WHR-HP-G)につなげようとしたのですが、なぜか親機が見つかりません。

おかしいなぁ~もしかしてAOSS(Buffaloが提唱している、ワンタッチで親機と子機をつなげるための仕組み)でつなげなきゃならないのかな~とか思って、BuffaloのAirStationユーティリティ(子機にインストールする無線管理ソフト)を家のパソコンからダウンロードし、USBメモリを使ってLaVieにインストール。

AirStationユーティリティを起動し、指示にしたがって親機のAOSSボタンを押したところ、ぜんぜん繋がらないうえに、もともと親機とちゃんと繋がっていたDELLのノートパソコンまで親機に繋がらなくなってしまいました。

いろいろと親機の設定を確認したりいじったりしても(あたりまえですが)ダメなので、親機の設定を初期化してインターネットの設定を最初からやり直し。

それでもダメなので途方に暮れてマニュアルを読んだら、Fn+F2キーを押して内蔵無線LANのスイッチを入れないとダメだという記述を見つけたわけで・・・。汗

結局全ての設定が終わるまで半日かかってしまいました。

Windows上では、正常に無線LANのドライバが動いており、周囲の無線LAN親機の検索もちゃんと実行しているように見えたので、問題の発見に手間取りました。
せめて、Windowsの「ネットワーク接続」画面で、ワイヤレスネットワークが「切断」とかなっているだけだったらよかったのですが・・・。

以上、「NEC LaVie Light BL100/SA6B」の簡単なファーストインプレッションの紹介でした。
1台目のパソコンに国内メーカーのパソコンを選び、それなりに使い方を一般家庭のユーザーが、気軽に寝室などに持ち運んで使いたい2台目のパソコンとして選ぶのには最適な一台でしょう。
※DVDドライブとか付いていないし、やっぱり「低価格」で必要最低限の機能しかないので、初めてパソコンを欲しい、パソコンで色々と(なんでも)やってみたい!という人にはあまりお勧めできません。

得た教訓:マニュアルは厚くてもちゃんと隅々まで読むべし。

NEC LaVie Lightの紹介ページ(NECのサイト)
NEC LaVie Light販売店一覧(楽天市場で検索)

○同じような話題をテーマにした人気サイトのランキング

2009年3月22日

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コメント[3]

こんにちは!こんばんは!
大川ジンと申します。
ネットサーフィンをしていてこちらのレビューを見つけ、同じものを持っている方がいらしてどんな風に感じたのか気になったので拝見させていただきましたのでコメントさせていただきます。
私は去年(2010年6月時点)に大学に入学する際LavieLightのBL100を購入しました。自分としては持ち運びが出来てワード、インターネットetc・・・が出来れば十分だったのでこちらを選んだのですが私としては大正解でした!

ネットを繋ぐときも購入時にDocomoのモバイルタイプのLAN?と契約したのでその分安くなりましたしネットに接続するのに戸惑うこともありませんでした。実は購入の際は1万円も掛かってなかったりします(笑)
内臓でなくてよいなら外付けタイプのモバイルLAN(でよいのでしょうか?)をオススメします!

確かにパソコンで色々は出来ませんがブログの更新やネットを中心にパソコンを扱う方には私としてはオススメです。
といってもただ単に私がNECラブなだけかもしれません。
気付いたら携帯もDocomoのNシリーズでしたし(笑)

それでは長々とコメント失礼いたしました。
もし不快に思われるような内容と感じられたらすみません。

No.1152の大川ジンさんのコメントへの返信

コメントありがとうございます!

大川ジンさんもこの機種を選ばれたのですね。
妻の実家用に買ったものなので、使い心地については分かりませんが、角ばったデザインが好きです。

機能性も用途を踏まえれば十分だと考えています。

大川ジンさんは、ドコモのデータ通信専用端末を購入されたのでしょうか。
私もこの機種ではありませんが、イー・モバイル端末を利用して外でもインターネットができる環境にあります。

外でもインターネットができるというのは便利ですね。どこかに出かけた時などに重宝します。

スピードを求めないのであれば、モバイルの契約だけで済ますのもアリだと思いました。

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