ヴィッツにリバース連動ハザードユニット(サンキュー&渋滞ハザード機能付き)を取り付け(その2)

ヴィッツにリバース連動ハザードユニット(サンキュー&渋滞ハザード機能付き)を取り付け(その2)

vitz_thanks01.jpg
前回、「リバース連動ハザードユニット」(RHU01)本体の取り付けについて紹介しましたが、今回はオプション機能である「サンキュー&渋滞ハザード」機能を作動させるためのスイッチと、車検対応として「リバース連動ハザードユニット」自体をオン・オフするためのスイッチを作ります。
「サンキュー&渋滞ハザード」機能を作動させるためのスイッチは、エーモン工業のプッシュスイッチを選びました。
エーモン工業 プッシュスイッチ(品番:1579)楽天市場で検索する
このスイッチの配線は3本で、標準では赤色のイルミネーションをスイッチON時に点灯か、常時点灯のどちらかを選べるようになっています。
しかし、標準仕様には満足せず、車側のイルミネーションONに連動してイルミネーションが点灯する様に改造するという記事がa_kobaさんのブログで紹介されていたのを見つけたので、私も真似してみました。
vitz_thanks02.jpg
まずは、スイッチ本体下部を覆っている黒い収縮チューブ(2重構造)をカッターナイフなどではぎ取ります。黄色い配線にハンダ付けされている抵抗が見えます。
vitz_thanks03.jpg
この抵抗の、黄色い配線にハンダ付けされている部分をハンダごてで外し、新た車のイルミネーションに連動させるための配線をハンダ付けします。
vitz_thanks04.jpg
収縮チューブ等で配線を保護します。
ちょうど、フットライトLEDコントロールユニットを取り付けるときに買ったテープLEDに付属していた収縮チューブが余っていたので、私はこれを活用しました。
「リバース連動ハザードユニット」自体をオン・オフするためのスイッチは、エーモン工業のロッカスイッチを選びました。アイスブルーのLEDがです。

エーモン工業 ロッカスイッチ(品番:1290)楽天市場で検索する

プッシュスイッチとロッカスイッチを組み込んだ配線図は下のとおり。
vitz_hazzard_jb2.gif
プッシュスイッチに新たにつなげたイルミネーション連動のための線は、インストルメントパネルJ/Bにある「イA」の29番の線に前回も紹介した配線コネクター(白)で接続します。
オリジナルで直接IG線(イグニッション線)につながっていた赤線は、オン・オフのためのロッカスイッチにつなげます。
ヴィッツのパーキングブレーキ付近には、オプションスイッチを取り付けるための場所が4つ用意されていますので、今回はその2つを使ってスイッチを取り付けることにしました。
インストルメントパネルJ/Bからパーキングブレーキ付近までは約1.2~1.5メートル程度の配線の長さがあればよいかと。私は当初配線の長さをケチったがために長さが足りず、配線を途中で継ぎ足すという格好悪い結果に陥りました。(汗)
vitz_thanks05.jpg
スイッチ取り付け場所をふさいでいる化粧カバーを取り外し、スイッチの台座とするために穴あけ加工をします。
家には、何故か穴あけのための道具である「リーマ」があるので、最初これを使って穴あけしようと思ったのですが、スイッチの形が微妙に楕円形だったので途中で方針変更。
同じく、何故か小さいドリルのような道具である「ピンバイス」も家にあるので、これを使って小さい穴を至近間隔で複数個開け、穴と穴をニッパーでつなげることで希望の形の穴を作ることにしました。
vitz_thanks06.jpg
ボロボロですが、とりあえず穴あけ完了。希望のサイズよりちょっと小さめに穴を開け、後はリーマや、やすりを使って形を整える(広げる)と綺麗に穴を開けることができます。
vitz_thanks07.jpg
プッシュスイッチを開けた穴に入れ込んだ写真です。
vitz_thanks08.jpg
同様に、ロッカスイッチの台座も作りました。
vitz_thanks09.jpg
車に行き、配線開始です。写真は、サイドブレーキ付近のオプションスイッチを取り付けるための場所に今回作った2つのスイッチをはめ込んだ様子です。
vitz_thanks10.jpg
夜、スイッチ付近を撮影してみました。
プッシュスイッチとロッカスイッチの光が綺麗です。
vitz_thanks11.jpg
前述したa_kobaさんのブログでは、さらにパソコンでハザードマークをシールに印字し、赤いプラスチックのフタの中に貼る方法が紹介されていたので、私もチャレンジしてみました。
100円ショップで買ってきたシールに、パソコンでハザードマークを作成。
ハザードマークのよい手本がなかったので、完全に自作です。(笑)
Microsoft Wordで三角形の図形を組み合わせてそれっぽいマークを作成した後、Webページとして保存。作成されたWebページを開けば、作ったマークは自動的に画像に変換されているので、これを画像編集ソフトで読み込む等して体裁やサイズを整えるだけ。
私の場合は、「Thanks」と文字を入れてみました。
vitz_thanks12.jpg
夜、マークを撮影したものです。色が飛んでしまいましたが、結構(遠目から見たら)綺麗に出来ました。大満足です。
今は、サンキューボタンを押すのが楽しみの日々(笑)。
そうそう。
小さなこだわりですが、「後退時はゆっくり」・「サンキュー&渋滞ハザード時は速め」のハザード点滅周期と、オリジナルのハザードの周期と違うところが、「実はちょっと手を加えているんだよ」と主張しているようでいいですね(たぶんほとんどの人は気付かないでしょうけど)。
○後退時:約75回/分(0.8秒周期)
○サンキュー&渋滞ハザード時:約100回/分(0.6秒周期)

-インテリア
-, , ,